困難を乗り越える意味とは
こんにちは。今回引退ブログを担当します、大東文化大学社会学部4年の菅野真生です。自分の気持ちを普段、あまり出すということは少ないのかなと思うので、今回のブログで出来るだけ自分の気持ちを伝えたいなと思っています。とはいえ、この4年間で部活動、私生活含めて本当に沢山の経験をしました。そのことを1から書くときっと、卒業論文並みの分量になってしまい、それはそれで読みにくくなってしまうので、言いたいことは絞って伝えていこうかなと思います。その前に、私はこの4年間の中で、楽しかったこと、辛かったことのすべてを踏まえてこの経験ができたことに後悔はないということだけ先に伝えさせてください。拙い文章ではありますが、ご一読いただけますと幸いです。
大学の部活動で一番思い出に残っていることは、2年生の10月頃、手術を伴う「右膝半月板損傷(断裂)」という大怪我をした時です。それは紅白戦のときで、ポキっと音が鳴ると同時に右膝の力が抜けました。その時はまだ紅白戦の途中で、力は入らなかったのですが、特に痛みは感じなかったので、プレーを続けることにしました。それが仇となり、翌日目が覚めたときに起きれあがれないほど膝の痛みが凄く、そこからプレーができなくなってしまいました。そこから試合に出れるようになるまで、約1年かかってしまいました。
病院で、医者に手術が必要だと言われたときは、頭が真っ白になりました。これから3年生になるうえで、就職活動や卒業研究があり、より忙しくなってくるので、サッカーを辞めて将来のことに注力するべきだと考えた時期も正直ありました。それでもこうして部活動を最後まで続けようと思ったのは、常にサポートしてくれる家族や部活動の仲間になにかしらの結果で返したいと考えたからです。また、自分はレギュラーではなかったので、せめてサッカーを続けて仲間と一緒に最後までやり切りたいと考えるようになりました。結局、最期までレギュラーで出れることはなかったけど、本当にサッカーを続けてよかったなと思います。きっと辞めてたら大学生活の全部が中途半端になっていたと思います。部活動を最後までやりきったことで「自分は最後まで投げ出さずに頑張ることができる」という自信が身に付きました。
困難を乗り越えた先に得られるものは、「自信」だと思います。自分はこの怪我を乗り越えて「自信」をつけました。この文を読んでくれる方の中で、もし自分に自信が持てないと思っていたら、何か1つのことを頑張って続けてみてほしいです。レギュラーを取るとか、何か大会で結果を残すということが出来なくても、自分みたいに続けていくというだけで、得られるものは絶対にあると思います。自分は、たまたまそれがサッカーであっただけで、部活やバイトをやり続けるとか、勉強を頑張るとか人それぞれ違うことだと思っています。自分なりに考えて頑張ってみてください。
最後になりますが、こうして小学校1年生から大学4年生までサッカーを続けてこれたのは決して自分の力ではなく、周りの人の支えがあったからこそだと思います。「サッカー」を通じて本当に多くの人と巡り合えました。関わってくれたすべての人に感謝しています。ありがとうございます。
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48パパ (水曜日, 24 1月 2024 19:30)
お疲れ様でした。
大怪我、大変でしたね。でもその経験を、乗り越えて「自信」に変えてしまうメンタルは、称賛に値しますね。
どんな困難も、壁だと思わず、扉だと思ってその先に進んでみて下さいね。